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Tonight Is What It Means To Be Young (from The Motion Picture "The Streets of Fire") / Fire Inc. (1984) 

銀座ジュエリーマキ


先日ものすごく久しぶりに"Streets of Fire"(邦題「ストリート・オブ・ファイヤー」)が観たくてたまらなくなり、うちにあるLDを引っ張り出して来たのだが、もはやLDの繋ぎ方がよくわからなくなってしまってたので、Amazonで980円で売ってたDVDを購入してしまった。
てゆーか、GEOでビデオ借りようと思ったら、置いてなかったんだよね。意外と使えねーな、GEO。だいたいあんなに大量にハリポタの最新刊を置くこともないだろうと思うんだけど、結構貸し出し中だったりして、お前らそんなにハリポタ好きかと小一時間(ry。
まあ、980円なら3回見れば元取れるわけで、あと死ぬまでに3回くらいは見るだろうから、買っちゃった方がお得と言えなくもない。と、自分を納得させるが、LD、勿体ないよなあ。5回くらいは観たからいいか。


っつうことで、ほぼ10年ぶりくらいに観たんだけど、やっぱいいわ、これ。

街のヤンキー連中に意味もなく拉致された女性ロックシンガーを、何年ぶりかに地元に舞い戻ってきた風来坊の元カレが救出に行く、というベタベタなプロットだけでもお腹いっぱいなのに、最後は無意味に素手でのタイマン勝負で決着をつけちゃうというオチで脱力感30倍。

何っつうっても副題が"Rock & Roll Fable"(ロックンロールの御伽噺)なんで、意図的に頭の悪さを演出してみました、って、お前ロックンロールを舐めてるだろ、とWalter Hillを詰問したい気分になるけど、面白いので許そう。

主役のMichael Pareは吉田栄作みたいだし、敵対する悪役のWillem DafoeはB21スペシャル時代のヒロミみたいだ。このメインキャラ二人の並びだけでご飯三杯は堅い。
後に"Fields of Dreams"で60sヒッピー崩れ風のウーマンズ・リヴ主婦を好演するAmy Madiganがここでも「戦う女」を演じていい味を出してるが、主役と悪役の二人があまりに濃いので、やや浮いてしまってるのが残念。

てなわけで、映画の内容的には確かにアレなんだけど、「ロック・ミュージカル」として観るとかなりイケてる部類に入る。
この当時は"Flash Dance"とか"Footloose"なんかが流行ったせいで、二流どころの中堅アーティストの曲を映画とのタイアップで売り出すのが常套手段になってたんだけど、そーゆー映画のプロモーションのための曲で一儲け、みたいな下世話な試みとは、あくまで音楽がベースになって映画ができてるという点で一味違っている。
「映画音楽」のスコアを書いてるのがRy Cooder、主要曲を書いてるのがJim Steinmanで、music supervisorとしてJimmy Iovineの名前もクレジットされてる。Ry Cooder、Jimmy Iovine、Jim Steinmanという組合せは地味に見えるけど、その実メチャクチャゴージャス。この当時としてはある意味ドリームチームだよな、これは。

映画の中で使われているオリジナル曲10曲は何れ劣らぬ佳曲揃いだが、特に印象深いのはラストシーンで使われている"Tonight Is What It Means To Be Young(邦題「今夜は青春」)"だろう。
当時プロデューサー、ライターとして絶頂期にあったJim Steinmanのペンによる曲で、劇中では最後のシーンで晴れてステージに復帰したDiane Laneが熱唱する中Michael Pareが一人街を去り、エンディング・ロールに突入するという演出になっている。
もちろんDiane Laneは口パクで、実際に歌ってるのはHolly Sherwoodという人。演奏者のクレジットとしてはFire Incという架空のバンドだそうだが、この面子がほぼそのまま後のPandora's Boxへと繋がっていく。バックにはいつものようにRoy BittanとかLarry Fastあたりがいるようだけど、正規のクレジットはない。この時期のJim Steinman関連の作品では必ずバックアップを務めていた盟友Kasim Sultanの名前がないのは契約の関係だろうか。
映画の実際の主題歌はBillboardのトップ10ヒットになった"I Can Dream about You(「あなたを夢見て)"なのだが、映画の中の序列的に言うとこの"Tonight Is What It Means To Be Young"が主題歌的な位置づけになってる。

いろんなところで邦題がダサいとか書かれてるんだけど、実は訳としては意外と原題そのまんまだったりする。
原題を直訳すると「今夜は若いということの意味」で、ちょっと日本語としては通りにくいけど、要するに「今夜は若さの意味が何か確認しようぜ」くらいの意味じゃないか。
っつうことは「今夜は青春」でも訳としてはおかしくはなくて、邦題がダサいんじゃなくって原題がダサいってことである。
日本語訳のせいじゃなくって残念。


歌詞の内容もかなりキテる。

I've got a dream 'bout an angel on the beach
And the perfect waves are starting to come
His hair is flying out in ribbons of gold
And his touch has got the power to stun

I've got a dream 'bout an angel in the forest
Enchanted by the edge of a lake
His body's flowing in the jewels alive
And the earth below is starting to shake

But I don't see any angels in the city
I don't hear any holy choirs sing
And if I can't get an angel
I can still get a boy
And a boy'd be the next best thing
The next best thing to an angel
A boy'd be the next best thing

浜辺の天使の夢を見た
完璧な波がやって来ようとしている
その髪は金のリボンの中を飛び回り
触れるものを動けなくしてしまう力を秘める

森の天使の夢を見た
湖のほとりに魅せられて
その身体は生きている宝石の中を流れ出し
その下の大地は震え始める

だけど、街では天使を見ない
聖歌隊の歌も聴こえない
天使は手に入れられなくても
男の子なら手に入れられる
男の子は2番目に大切なもの
天使の次に大切なもの
男の子は2番目


とんでもないボーイズ・ラブですね(違)

この歌詞を読んだ上でタイトルを見直すと、「今夜は青春」というよりは「今夜はピチピチの若い子」って感じがしないでもない(爆)

この歌詞をDiane Laneが恍惚の表情でシャウトするわけだから、考えてみるとゾクゾクもんではある。

ただ、自分はDiane Laneを見ると反射的に♪Darling, leave a light on for me♪(銀座ジュエリーマキ)と歌ってしまう80年代深夜番組ヲタなので、彼女が歌うシーンはどーしてもBelinda Carlisleと被ってしまってどーにも妙な感じ。
余談だが、自分の中ではBelinda CarlisleとDiane Laneって同系統だったりする。
ま、白人のねーちゃんなんてみんな同じ顔に見える、というと身も蓋もないけど。

DianeLane2.jpgbelinda_carlisle.jpg
似て…ねえか。
とりあえず一番痩せてる時期でもこれなので乳のボリュームはBelinda Carlisleの圧勝>結局そこかよ(爆)。


ちなみにこの曲、日本では椎名恵という人がカバーして、「今夜はエンジェル」というタイトルでヒットさせてる。
大映ドラマ「ヤヌスの鏡」の主題歌だが、大映ドラマと言ってもフジテレビ系なので、王道じゃないというか、伊藤かずえも松村雄基も出てない大映ドラマに意味があるのかという根源的な疑問が投げかけられてしまうようなビミョーな存在。
更に言えば、主演の杉浦幸のルックスがかなりヤバいです(余計なお世話だよ)。


たぶん「夜ヒット」の映像。フルコーラス歌ってます。
長渕剛じゃないんだから自粛しろよ(意味不明)。
麻倉未稀と二人でこの時期の大映ドラマの主題歌(洋楽のカバーバージョン限定)の大半を歌ってますが、麻倉未稀の方が「スクール☆ウォーズ」とか「乳姉妹」のような主題歌にインパクトがあるケースが多くて、こちらはやや存在感が薄いのが可哀想です。



映画のサントラ盤。
Jimmy Iovine繋がりでStevie NicksやTom Pettyも曲を提供、バックバンドで参加してます。
外に出てるクレジットだけ見ると地味だけど、中身は超豪華。



本文では触れませんでしたが、"Streets of Fire"というタイトルはもちろんこのアルバムに入ってる曲が元になってます。
で、当然最初はBruce Springsteenも参加する予定だったけど、いろいろ大人な事情があったようで、不参加。
代わりにE Street Bandのメンバーが参加。
と言ってもこの人たち、あんまり仕事を選ばないようなんで希少価値はないですが。

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コメント

ストリートオブファイヤー

>ストリートオブファイヤー
これ好きです。わたしも5~6回は見ましたね。
"Tonight Is What It Means To Be Young"はロックとはあまり縁のないわたしも大好きです。この映画にはダイアン・レインのマネージャー役でリック・モラニス、マイケル・パレの仲間の役でビル・パクストンも出てました。
>椎名恵
思わず夜ヒットの動画を見てしまいました。この人のカヴァーではオリビアニュートンジョンの「そよ風の誘惑」もけっこうヒットしました。
>大映テレビ
個人的には「プロゴルファー愛」が好きです。主演の安永亜衣がよかったので・・マニアックですいません。
  • [2006/07/17 01:59]
  • URL |
  • ぶりゅーわー@ソレイタだ木田
  • [ 編集 ]
  • TOP ▲

>ぶりゅーわー@ソレイタだ木田様

「愛は眠らない」ですね>Oliviaのカバー。
椎名恵のカバーにはSharleneの"Never Been to You"(「Love Is All」)もありましたね。
こちらが「おんな風林火山」で、「そよ風の誘惑」が「花嫁人形は眠らない」だったようで、正直ごっちゃになってます。
彼女はカバーバージョンばかり歌ってるという印象がありますが、「この子誰の子?」の主題歌だった「悲しみは続かない」はJim Steinmanの書き下ろしで、後にPandora's BoxやMeat Loafにカバーされるという快挙を成し遂げてます。

ちなみにプロゴルファーは「愛」ではなく「祈子」です。「愛」はテニスプレイヤーだと思います(「愛と響子」)。響子の殺人サービスが凄かったです。

レス感謝です。

ども。数々の間違いを訂正していただき感謝しております。記憶に頼ってはいかんですね。
  • [2006/07/17 23:02]
  • URL |
  • ぶりゅーわー@ソレイタだ木田
  • [ 編集 ]
  • TOP ▲

>ぶりゅーわー@ソレイタだ木田様

>数々の間違い

書き方が悪かったようですいません。
オリビア・ニュートン・ジョンの「そよ風の誘惑」のカバー曲のタイトルが「愛は眠らない」だということなので、これに関してはぶりゅーわーさんのコメントは間違いじゃないです。
ということで、訂正箇所は「プロゴルファー祈子」だけです。

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スクール☆ウォーズ
  • [2007/09/29 13:11]
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